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1991年春、最初のキャバリア、レディと出会う。
両親犬ともにイギリスの有名な犬舎からの血統で、
フォーティ・ウィンクスは、レディと一緒に最初の
一歩を踏み出しました。彼女は未熟だった私に実に
いろんな事を教えてくれました。
(1991年春〜2004年秋)
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犬舎名を考えるのは、とても楽しいことでした。
英語の辞書からステキな言葉を見つけては、ノートにいっぱい書きとめました。
結局、最後に決めた名前は・・・いろいろ考えたわりには気が抜けるような犬舎名「Forty Winks フォーティ ウィンクス」でした。
Forty Winks を直訳すると、‘40回のウィンク’ですが、これは「まどろむ、うたた寝、午睡、お昼寝」というような意味なんですよ。
〜柔らかな日差しが差し込む暖かくて心地よい昼下がり、思わず目をパチパチ瞬かせ、やがてうつらうつら微睡みながら夢の世界へと誘われて〜 そんな平和で穏やかな雰囲気が、キャバリアのいる家庭の光景によく似合うと感じたのです。キャバリアは昔から戸外では楽しげにお遊びの鳥猟、室内では家族の膝で寝る事が大好きなラップドッグでした。今日では森で鳥を追いかけて遊ぶ事はできなくなったかもしれませんが、ご主人にくっついて遊んだり眠ったりすることは大好きでしょう。
1992年に犬舎をスタートさせた頃はまだインターネットは一般的ではなく、手作りの小冊子「まどろみ荘たより」を発行したりしていました。懐かしいです。
インターネットはとても便利ですが、アナログ的な手作りニュースレターも、いいものですね。私はインターネットを始めるのが早かったので(1995年にはキャバリアのHP「Cavalier Net」も開設)、やがてこのニュースレターも廃刊になってしまいましたが、いまだにアナログ人間ですので、こういう冊子を作ったりする方が性に合っているのかもしれません。
イギリスのAlansmere(アランスミア)犬舎を訪問したときの事です。ブリーダーのエバンス氏、ホール氏、そしてFidelle犬舎のロジャー氏に、私の犬舎のお話をしました。犬舎名は「Forty Winks」と言ったら、みなさまにっこりと笑い、エバンス氏はこっくりこっくりと舟を漕いで寝る真似をされました!う〜ん、やっぱり少々お間抜けな犬舎名なのでしょうか・・・でも家庭的でこじんまりした私の犬舎の名前には、たいそうな名前よりこの方がしっくりする気がして、そのまま使い続けています。
最初はよく分からない事ばかりで、犬舎登録も取りあえず主人の名前でしました。でもブリーディングをするのは私なので、JKCに私の名義で再登録しました。その折は犬舎名も変更できる機会でしたが、そのままずっと同じ「Forty Winks」です。Forty Winks を巣立ったパピー達の幸せを、いついつまでも願っています。
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